メタボからの脱出!メタボの正しい知識・予防と対策

肝臓内でつくられるコレステロールの機能と役割りについて説明しています

コレステロールの役割

生きていく上で不可欠なコレステロール、肝臓内で生成されます。細胞膜の要素になるなど、数多くの役割を持っています。細胞膜をやわらかい状態に保ち、安定させる役目を持っており、測定した数値が低すぎると血管が破損しやすくなります。人体の様々な構造に関わっており、脳・脊髄・肝臓などの器官に多く存在しています。脂肪分を吸収し変化させるのに、大きな役割を持つ胆汁をつくるための胆汁酸は、コレステロールが原材料となって作られています。他にはホルモンを作る役割もあります。エストロゲンや副腎皮質ホルモンのコルチゾール、性ホルモンのプロゲステロンが作られる時に不可欠な要素となります。その他には、ビタミンA、D、Eなどに象徴される脂溶性ビタミンの入れ替わりの働きを持ち、健全な身体を保ち続けるのに必要とされています。このような要素が明らかになるまではコレステロールが悪影響を与えることだけが強調されてきましたが、研究が進むにつれ新しい要素が発見されるようになりました。検診などでもコレステロールの標準値が定められバランスを保つことを勧めるようなり、健康維持には不可欠な存在となったのです。

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